日本衛生動物学会学会賞(1955~)
日本衛生動物学会学会賞は、本学会の目的とするところに合致する学術上顕著な業績を上げた会員に贈られます。学会幹事が候補者を推薦し,投票することにより,原則として1年1件選考されます.
■ 日本衛生動物学会学会賞授賞規定
歴代受賞者
年 | 回 | 受賞者 | 研 究 課 題 |
2023 | 66 | 江下 優樹 | 蚊が媒介する病原体,特に蚊のウイルス感受性と媒介能に関する研究 |
2022 | 65 | 角坂 照貴 | ダニ媒介性感染症の伝播様式とベクターに関する研究およびその研究基盤強化 |
2021 | 64 | 夏秋 優 | 衛生動物による皮膚疾患の病態および実態の解明 |
2020 | 63 | 金山彰宏 | 有害生物の生態に関する調査・研究 -特にブユ類,ゴキブリ類に焦点をあてて- |
2019 | 62 | 田原雄一郎 | グァテマラ共和国におけるシャーガス病媒介サシガメの分布・生態・防除に関する研究,2000年~2014年中米諸国におけるシャーガス病Vector Controlの指導 |
2018 | 61 | 松岡裕之 | ハマダラカとマラリア原虫の宿主‐寄生体関係の研究 |
2017 | 60 | 沢辺京子 | 日本の vector-borne disease 対応に関する一連の研究 |
2016 | 59 | 藤田博己 | ダニ媒介性感染症に関する基礎技術の確立と疫学研究への応用 |
2015 | 58 | 二瓶直子 | 衛生昆虫類および疾病の分布解析における地理情報システム(GIS)の応用に関する一連の研究 |
2014 | 57 | 川田 均 | 「たかが家庭防疫薬、されど・・・」 |
2013 | 56 | 皆川昇 | 流行地域に根ざしたマラリア媒介蚊の生態研究 |
2012 | 55 | 小林睦生 | 宿主と寄生体との相互関係,特に媒介能の解析に関する一連の研究 |
2011 | 54 | 津田良夫 | 蚊の疾病媒介生態に関する一連の野外研究 |
2010 | 53 | 佐々木 均 | 疾病媒介吸血昆虫の吸血生態、分布、防除に関する研究 |
2009 | 52 | 内田桂吉 | 栄養面から見たアカイエカの卵巣発育および卵数調節機構に関する研究 |
2008 | 51 | 高橋 守 | 日本におけるツツガムシの分類および生態学的基盤の解明に関する研究 |
2007 | 50 | 冨田隆史 | 衛生害虫の殺虫剤抵抗性獲得の分子機構に関する研究 |
2006 | 49 | 岩佐光啓 | 畜産環境に関連するハエ類の分類,生態,疫学に関する研究 |
2005 | 48 | 矢部辰男 | 都市環境におけるねずみの生態学的研究 |
2004 | 47 | 安居院宣昭 | ハエ類の生殖生理機構の解明ならびに病原体伝播に関する一連の研究 |
2004 | 47 | 渡辺 護 | 疾病媒介吸血昆虫・ダニ類の生理生態と疫学的研究 |
2003 | 46 | 斎藤一三 | 日本産ブユの分布に関する研究 |
2002 | 45 | 栗原 毅 | 蚊媒介病防除に関与する基礎的な問題についての一連の研究 |
2001 | 44 | 宮本健司 | 日本におけるライム病の疫学的研究 |
2001 | 44 | 當間孝子 | 琉球列島および東南アジアの蚊科の分類,生態,防除に関する研究 |
2000 | 43 | 高田伸弘 | 寄生性ダニ類の病原媒介様式に関する研究 |
1999 | 42 | 鎮西康雄 | 吸血性昆虫唾液腺の生理活性物質に関する研究 |
1998 | 41 | 茂木幹義 | 疾病媒介蚊の生態学的研究 |
1997 | 40 | 上村 清 | 日本脳炎媒介蚊の発生動態に関する研究 |
1996 | 39 | 高木正洋 | 疾病媒介蚊発生と環境との関係に関する生態学的研究 |
1995 | 38 | 高岡宏行 | 本邦,東南アジア,中南米のブユに関する研究 |
1994 | 37 | 鈴木 博 | 南西諸島の恙虫相の解明と恙虫類野外調査法の開発 |
1993 | 36 | 辻 英明 | ゴキブリの生活史と行動に関する研究-特に越冬休眠,潜伏と摂食について- |
1992 | 35 | 石井 明 | 昆虫・ダニアレルギーに関する研究 |
1992 | 35 | 朝比奈正二郎 | 日本産ゴキブリ類の分類学的研究 |
1991 | 34 | 小田 力 | 蚊類の越冬に関する研究 |
1990 | 該当なし | ||
1989 | 33 | 石井 孝 | アカイエカ群に関する総合的研究-アカイエカ群の種分化 |
1988 | 32 | 宮城一郎 | 東南アジアにおける蚊科昆虫の系統分類学的研究 |
1987 | 31 | 内川公人 | 寄生性ダニ類の分類と生物指標化に関する研究 |
1986 | 30 | 田中和夫 | 日本産蚊科の分類学的研究 |
1985 | 29 | 池庄司敏明 | 蚊の化学生態学に関する研究 |
1984 | 28 | 早川博文 | 日本産アプの分類・生態学的研究,とくにイヨシロオビアブ・グループの生態と吸血習性に関する研究 |
1983 | 27 | 神田錬藏 | 蚊科の細胞遺伝学的研究 |
1982 | 26 | 倉橋 弘 | クロパエ科昆虫の生物学 |
1981 | 25 | 松本克彦 | コナダニ類の実験生態学的研究 |
1980 | 24 | 篠永 哲 | 日本産イエパエ類の分類に関する一連の研究 |
1979 | 該当なし | ||
1978 | 該当なし | ||
1977 | 23 | 林 滋生 | 伝染病媒介蚊の疫学的研究とくにマレー糸条虫症媒介蚊の発見,蚊の齢構成解析など |
1976 | 22 | 大滝哲也 | 衛生害虫における昆虫ホルモン分泌の理論と応用 |
1975 | 21 | 和田義人 | 邦産イエカ類とくにコガタアカイエカの生態学的研究 |
1974 | 20 | 高橋三雄 | 蚊による日本脳炎ウイルスの伝搬機構に関する研究 |
1973 | 19 | 佐々 学 | ダニ類とくに恙虫類コナダニ類の分類学的および生態学的研究 |
1972 | 18 | 大森南三郎 | 伝染病媒介蚊類の生態学的ならびに疫学的研究 |
1971 | 17 | 白坂昭子 | 日本産恙虫類の飼育に関する研究ならぴにアカイエカ類の交雑実験に関する研究 |
1971 | 17 | 林晃史 | 殺虫剤の効力増強とくにピレスロイド系殺虫剤の共力剤に関する研究 |
1970 | 16 | 井上義郷 | 殺虫剤の実地連用に関する基礎的研究 |
1969 | 15 | 大島司郎 | 室内塵のダニ相とその医学的意義に関する研究 |
1968 | 14 | 上本騏一および共同研究者 | 各種衛生害虫,とくにコガタアカイエカとプユの生態と防除に関する研究 |
1967 | 13 | 武衛和雄 | ハエの生態と防除に関する研究 |
1966 | 12 | 大野善右衛門 | 日本北方産ノミの分類学的研究 |
1965 | 11 | 高橋 弘 | 日本産虻科の分類学的研究 |
1964 | 10 | 緒方一喜 | 各種衛生害虫の防除に関する生態学的研究 |
1963 | 9 | 堀 克重 | ハエ類の分類,形態ならぴに生態に関する研究 |
1962 | 8 | 安富和男 | 殺虫剤,とくに昆虫の薬剤抵抗性に関する研究 |
1961 | 7 | 阪口浩平 | 日本産ノミ類に関する研究 |
1960 | 6 | 鈴木 猛 | 殺虫剤に関する研究 |
1959 | 5 | 田中 亮 | 鼠の生態に関する研究 |
1958 | 4 | 加納六郎 | 日本産ハエ類の分類学的研究 |
1957 | 3 | 中田五一 | 蚊の生態学的研究 |
1956 | 2 | 浅沼 靖 | 吸血性ダニ類に関する研究 |
1955 | 1 | 細井輝彦 | アカイエカの生理に関する研究 |